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県では、総合計画「神奈川力構想」が18年度で終了することから、新計画の策定を進めており、社会経済の情勢分析や課題の整理をしていますので、その中から主な課題を拾ってみました

○ 子育て力の低下
多くの母親が育児への不安を訴え、児童虐待が増加するなど、子育てに関する問題は深刻です。都市化や核家族化の進行に加え、少子化の中で育った世代が親になる時代を迎え、家庭の子育て力や教育力がさらに低下することが心配されています。
○ 児童虐待の増加
県内の児童相談所での相談件数は急増しています。虐待を受けた子どもたちは心にも大きな傷を負い、情緒障害などを生じる例も少なくありません。
○ 悩みやストレスを抱える子どもたち
家庭や学校、地域の影響や人間関係の希薄化など、成長段階における子どもたちを取り巻く環境の変化もあり、さまざまな悩みやストレスを抱える子どもたちが増えています。不登校やいじめ、暴力行為や薬物乱用などの問題も依然として深刻な状況にあります。
○ 若者をめぐる状況
不安定な雇用環境にあるフリーターやニートと呼ばれる若者が多くなっており、社会問題となっています。
○ 子育て・教育環境
子どもたちの視野を広げ、豊かな心を育む巾広な取り組みが求められています。

○ 増加するがんと生活習慣病
食生活などの生活習慣の変化により、がん・心臓病・高血圧症・糖尿病などの生活習慣病を抱える人々が増加しており、健康面での不安が高まっています。特に、ライフスタイルの変化や高齢社会の進展に伴って、がんにかかる人が増え、県民の3人に1人ががんで亡くなっています。(県内の罹患者数1977年7,967人⇒2001年28,989人)。
○ 自殺の増加
全国で3万人をこえる人が自殺によって尊い生命をなくしています。日本国内の人口10万人あたりの自殺死亡率は増加しており、世界でも有数の高さとなっています。神奈川県の自殺による死亡者数は年間1,700名をこえ、全国で3番目に多く、大変深刻状況です。
○ 保健・医療・福祉人材の不足
高度専門医療や在宅医療の進展などにより看護職員や介護支援専門員の需要が大きくなる中で、供給数との開きが見込まれます。

○ 地球温暖化とライフスタイル
地球温暖化の原因となる二酸化炭素の神奈川県内の排出量は増え続けており、廃棄物の量も減っていません。これらの問題は、私達の日常の社会経済活動やライフスタイルを見直さなければ良くなりません。一朝一夕では解決が困難ですが、将来の世代のために良好な環境を引き継がなければ、人類に明るい未来はありません。
○ 弱い立場にある人への虐待
配偶者などからの女性への暴力、セクハラ、介護者から高齢者への虐待など、弱い立場にあるひとへ人権侵害が増えています。

○ 大規模地震や集中豪雨等への備え
阪神淡路大震災から10年以上が経過し、地震への意識が薄すれがちですが、神奈川では、東海地震、首都直下地震、神奈川県西部地震などの切迫性が指摘されています。また、最近は異常気象によって思いもよらない大規模な風水害が起こっています。生活を一瞬にして破壊する大規模地震への備えや局地的な集中豪雨などの大雨に対する備えは、緊急の課題となっています。
○ 依然と高い刑法犯認知件数
神奈川県の平成18年度の刑法犯認知件数は前年に比べ大幅に減少しました。しかし、その件数は全国5位と依然として高く、身近な犯罪が多発しています。県民ニーズ調査では、特に不安を感じる犯罪の上位にある空き巣、引ったくりは多発傾向にあり、体感治安は回復していません。さらに、子どもが被害者になる事件が多発していることに加え、振り込め詐欺事件のように犯罪が複雑化・巧妙化しています。
○ 犯罪の抑止
犯罪の抑止にむけ、県内の各地域で自主的な防犯組織が増え、活発に活動しています。こうした活動を支え、継続・発展させていくためのしくみが求められます。
○ 区民の安全
区民の安全・安心を守る拠点「港北警察署」は永年の要望が実り、建替えられることになりました。港北区は市内で最も人々が多く、犯罪や事故も多発しています。区民の安全・安心への関心は高く、一日も早い実施が望まれています。
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